ホームページでは、泣く泣く載せきれなかったQ&Aを紹介します!
「実は…」な裏話も ノーカットで読めますよ♪
~座ってまったりインタビュー~
O: 佐藤さんの子どものころは?
S: う~~~ん……。勉強が好きではない、というより机に向かうことが嫌いでしたね。夏休みとか毎日川遊びとかしてました(笑)
O: 川遊びですか!
S: そう。だからか、淡水魚が好きで淡水魚図鑑とか見ていて、将来は野球選手か淡水魚の研究家になろうかなと思ってました。
O: では、なぜ今の考古学の道へ?
S: 歴史が好きで、高校時代に世界史のテストで一番になったことがあります。
O: !?
O: ご両親との思い出は?
S: う~~ん。良くも悪くも放任主義って感じでしたね。川遊びも今だと「子ども一人じゃ危ない」って言われるけど、両親は好きにさせてくれました。
でも後から分かったんですが、実はキャンプの時なんかは夜に様子を見に来てたそうなんですよね(笑)
O: それでは今まででうれしかったことは?
S: 私はよく石器づくりの実演をするのですが、それを2時間ずっと眺めていた親子がいて、そこから手紙のやりとりが始まりました。
O; 手紙ですか?
S: そのお子さんは石器じゃなくて、石が好きだったんだけどね(笑)
そして、この館のすぐ近くに小学校があるから、よく遊びに来てくれる子もいます。お客さんとたくさんふれあえる、アットホームな感じです。
O: 私は考古学というとエジプト考古学を連想するのですが、なにか違いはあるのですか?
S: エジプト考古学は私も興味がありましたよ。でも、エジプトは「文字」がある。その「時代」やその持ち主の「名前」も書かれてる。日本考古学は「文字」があまりない。どんな人が、どんな目的で使ったのかをたった1つのモノから研究する、そういうところにちょっとロマンを感じると思います。
あと、発掘の方法も違いますね。エジプトは砂だからハケで掃くけど、日本の土は固い粘土だから小さなスコップなんかで掘っていくんですよ。私は考古学って9割発掘、1割机仕事と思っていたけど実際は違うんですよね…。
O: 現在、「ミュージアムフォトコンテスト」を開催されていますが、どんな作品が届いていますか?
S: 今は、虫とか花とかより風景ですね。お子さんが写っている写真とか。開催期間も長いので雪が降ってる写真とかあるといいなぁと思ってます(笑)
~インタビューのあと、館内を案内していただきました~
地下展示室
実は、この遺跡の木には触ることができます!!
どんな感触か、知りたい方はどうぞ 地底の森ミュージアムへ(笑)
そして、ガラスケース内に入っているので 係りの方に頼みましょう!
1階展示室
壁に描かれた鹿の大きさに驚きました…。
聞かずにはいられず…
O: こんな大きな鹿いたんですか…?(汗)
S: いたんですよ(笑) 当時はナウマンゾウとかもいて、1頭狩りに成功すれば当分食料には困らなかったと思いますよ。
どのくらい大きいのか 気になる方は 地底の森ミュージアムへ(笑)
みなさんのお父さんより大きいかも…。
昔の人達は凄いと切実に思いました。 私なら逃げます。 全力で!!
(大松真菜)